「もうすぐ離乳食が始まるけど、初期・中期・後期って何が違うの?」
「食材の固さや量が、一覧でパッとわからないかな?」
初めての離乳食、ワクワクと同時に不安もいっぱいですよね。わかります!「この進め方で合ってる?」「アレルギーは大丈夫?」と、僕も常に検索していました。
この記事では、そんなママ・パパの不安を解消するため、離乳食の「種類」を、時期別(初期・中期・後期・完了期)に徹底解説します。
- 時期ごとの食材・固さ・量の目安がわかる「一覧表」
- アレルギーが心配な食材の進め方
- 「食べない」時の対処法
この記事を読めば、離乳食の全体像が分かり、自信を持って赤ちゃんの「食べる」をサポートできるようになりますよ。
離乳食の種類とは?時期別の進め方一覧表

まずは全体像から把握しましょう!離乳食は、赤ちゃんの成長に合わせて「飲み込む」練習から「噛む」練習へとステップアップしていきます。
離乳食は全部で4ステップ!初期・中期・後期・完了期
離乳食は、大きく分けて以下の4つの時期(種類)に分かれます。
- 離乳食 初期(ゴックン期):飲み込む練習の時期
- 離乳食 中期(モグモグ期):舌と上あごでつぶす練習の時期
- 離乳食 後期(カミカミ期):歯ぐきでつぶす練習の時期
- 離乳食 完了期(パクパク期):歯ぐきで噛む(大人に近づく)時期
月齢はあくまで目安です。大切なのは、赤ちゃんの「食べる力」の発達に合わせて、食事の**形態(固さ・大きさ)**をステップアップさせてあげることです。
[早見表] 時期別の目安(月齢・固さ・量・回数)
「結局、いつ・何を・どうすればいいの?」が一目でわかるように、早見表にまとめました。
| 時期 | 目安の月齢 | 食事の回数 | 固さの目安 | 1回量の目安(最大) |
| 初期 (ゴックン期) | 5〜6ヶ月頃 | 1日1回 | なめらかなペースト状 (ポタージュ状) | 穀類:大さじ2 野菜:大さじ1 たんぱく質:小さじ1 |
| 中期 (モグモグ期) | 7〜8ヶ月頃 | 1日2回 | 舌でつぶせる固さ (絹ごし豆腐状) | 穀類:50〜80g 野菜:20〜30g たんぱく質:10〜15g |
| 後期 (カミカミ期) | 9〜11ヶ月頃 | 1日3回 | 歯ぐきでつぶせる固さ (バナナ状) | 穀類:80〜90g 野菜:30〜40g たんぱく質:15g |
| 完了期 (パクパク期) | 12〜18ヶ月頃 | 1日3回 +補食 | 歯ぐきで噛める固さ (肉団子状) | 穀類:80〜90g 野菜:40〜50g たんぱく質:15〜20g |
※あくまで目安です。赤ちゃんの食欲や成長に合わせて調整してください。
【ゴックン期】離乳食 初期(生後5〜6ヶ月頃)

いよいよ離乳食スタート!この時期は、食べ物から栄養を摂るというより、「食べ物を飲み込む」ことに慣れるのが目的です。
食材の種類:まずは「炭水化物」から
最初は、アレルギーの心配が少なく、消化にも良いお米(10倍がゆ)から始めます。
スプーン1さじからスタートし、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量を増やしていきましょう。
おかゆに慣れてきたら、ビタミン・ミネラル源である野菜(にんじん、かぼちゃなど)のペーストを試します。
調理形態:なめらかなペースト状(ヨーグルト状)
ゴックン期は、まだ食べ物を「モグモグ」できません。
食材はしっかり加熱し、裏ごししたりブレンダーを使ったりして、なめらかなペースト状(ヨーグルトやポタージュくらい)にするのがポイントです。パサつく場合は、ゆで汁やお湯でのばして調整しましょう。
初期に食べられる食材一覧(野菜・たんぱく質)
おかゆや野菜に慣れてきたら、たんぱく質にも挑戦します。最初は豆腐や白身魚(加熱したもの)から始めましょう。
- 炭水化物:10倍がゆ、パンがゆ、じゃがいも、さつまいも
- ビタミン・ミネラル:にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、小松菜、ブロッコリー、トマト(加熱して皮と種を除く)、りんご(加熱)
- たんぱく質:豆腐、白身魚(たい、ひらめ)、しらす(塩抜き)、卵(卵黄のみ、医師確認後)
【モグモグ期】離乳食 中期(生後7〜8ヶ月頃)

1日2回食になり、食事のリズムがついてくる時期。舌と上あごを使って「モグモグ」と食べ物をつぶす練習を始めます。
食材の種類:たんぱく質を増やす
この時期から、食べられる食材の種類がグッと増えます。
たんぱく質は、豆腐や白身魚に加え、**鶏肉(ささみ・むね肉)**や、卵(全卵)、**ヨーグルト(無糖)**なども試せるようになります。
調理形態:舌でつぶせる固さ(絹ごし豆腐状)
初期のペースト状からステップアップし、舌でつぶせる固さ(絹ごし豆腐くらい)が目安です。
野菜はみじん切りにして、指で軽くつぶせるくらいまで柔らかく煮込みましょう。おかゆも7倍がゆくらいで、少し粒感を残します。
中期に食べられる食材一覧と量の目安
- 炭水化物:7倍がゆ(50〜80g)、うどん、そうめん、食パン(耳なし)
- ビタミン・ミネラル:キャベツ、大根、なす、きゅうり(加熱)、バナナ
- たんぱく質:鶏ささみ・むね肉(10〜15g)、まぐろ・かつお(赤身魚)、納豆(ひきわり)、卵(全卵1/3個〜)、ヨーグルト(50g)
【カミカミ期】離乳食 後期(生後9〜11ヶ月頃)

食事の回数が1日3回になり、栄養のメインが母乳やミルクから離乳食へと移ってきます。歯ぐきで「カミカミ」する練習が重要です。
食材の種類:鉄分を意識!「手づかみ食べ」も
生後6ヶ月を過ぎると、ママからもらった鉄分が不足しがちになります。
鶏レバーや赤身肉(牛肉・豚肉の赤身ひき肉)、まぐろなど、鉄分豊富な食材を意識して取り入れましょう。
また、この時期は「手づかみ食べ」が始まる頃。自分で食べたい意欲を育てるため、柔らかく煮た野菜スティックや、おやきなどを持たせてあげましょう。
調理形態:歯ぐきでつぶせる固さ(バナナ状)
目安は、歯ぐきでつぶせる固さ(熟したバナナくらい)です。おかゆは5倍がゆや軟飯に、野菜は5〜8mm角の粗みじん切りや、スティック状にします。
後期に食べられる食材一覧と進め方
- 炭水化物:5倍がゆ〜軟飯(80〜90g)、マカロニ
- ビタミン・ミネラル:きのこ類(細かく刻む)、ごぼう(柔らかく煮る)、海藻類(わかめ、ひじき)
- たんぱく質:牛肉・豚肉(赤身ひき肉 15g)、青魚(あじ、さば ※アレルギー注意)、鶏レバー
【パクパク期】離乳食 完了期(生後12〜18ヶ月頃)

1日3回の食事と、1〜2回の補食(おやつ)で栄養を摂るようになります。大人の食事に近づいてきますが、まだ「幼児食」の段階です。
食材の種類:ほぼ大人と同じ食材へ
ほとんどの食材が食べられるようになりますが、味付けは引き続き「薄味」が基本です。
大人の食事から取り分ける「取り分け離乳食」も可能になります。
ただし、生もの(刺身、生卵)や、喉に詰まりやすいもの(ナッツ、丸ごとのぶどう、こんにゃくゼリー)、味が濃いもの(加工食品、スナック菓子)は、まだ避けてください。
調理形態:歯ぐきで噛める固さ(肉団子状)
歯ぐきで噛める固さ(肉団子くらい)が目安です。
ご飯は軟飯から普通のご飯へと移行していきます。手づかみ食べと並行して、スプーンやフォークの練習も始めましょう。
完了期のご飯と量の目安
- 炭水化物:普通のご飯〜軟飯(80〜90g)
- ビタミン・ミネラル:ほとんどの野菜・果物(生野菜は様子を見て)
- たんぱく質:ほとんどの肉・魚(15〜20g)、牛乳(コップで)
離乳食で不安なことQ&A

「進め方はわかったけど、やっぱり不安…」というママ・パパの疑問にお答えします。
アレルギーが心配な食材(卵・小麦など)の始め方は?
卵は、アレルギーが出やすいため慎重に進めます。
ゴックン期(生後6ヶ月頃)から、まずは「固ゆでした卵黄」を耳かき1さじ程度から始めます。数日かけてゆっくり量を増やし、卵黄1個分が食べられたら、全卵(しっかり加熱したもの)に進みます。
小麦(パン、うどん)や乳製品(ヨーグルト)も、中期頃からアレルギーに注意し、少量ずつ試しましょう。
初めての食材は、必ず病院が開いている平日の午前中に試すのが鉄則です!
離乳食を全然食べない時の対処法
「せっかく作ったのに、食べてくれない…」一番心が折れる瞬間ですよね。
でも、赤ちゃんが食べないのには理由があります。
- お腹が空いていない:授乳やミルクの時間を調整してみましょう。
- 形態が合っていない:固すぎたり、逆にドロドロが嫌だったり。時期を一段階戻したり、進めたりしてみましょう。
- 味が嫌:だし汁で風味をつけたり、とろみ(片栗粉)で口当たりを変えたりするのも手です。
- 気分じゃない:眠い、遊びたいだけかもしれません。そんな日は無理せず切り上げましょう!
ベビーフード(市販品)は使ってもいいの?
もちろんOK!むしろ、積極的に活用しましょう!「全部手作りしなきゃ」と頑張りすぎると、ママ・パパが疲れてしまいます。
ベビーフード(市販品)は、栄養バランスや固さが月齢に合わせて作られている、最強のサポーターです。
「今日は疲れたな」という日や、旅行先ではもちろん、「食材の固さや味付けのお手本」として使うのも賢い方法です。
親が笑顔でいることが、赤ちゃんにとって一番の栄養ですよ。
まとめ:離乳食の形態は赤ちゃんのペースで進めよう

今回は、離乳食の種類を時期別(初期〜完了期)にご紹介しました。
「ゴックン期」のペースト状から始まり、「カミカミ期」の歯ぐきでつぶせる固さまで、一覧で見ると赤ちゃんの成長ステップがよくわかりますよね。
大切なのは、記事で紹介したスケジュールや量は、あくまで「目安」だということ。赤ちゃんの成長や食欲には個人差があります。
周りの子と比べず、「うちの子のペース」を一番に考えてあげてください。ベビーフードも上手に活用しながら、完璧を目指しすぎないのが、親子で食事の時間を楽しむ秘訣です。
この記事が、あなたの離乳食ライフの不安を少しでも軽くするお手伝いになれば嬉しいです。
