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【保存版】赤ちゃんの離乳食ガイド|開始時期・食材・進め方を月齢別に徹底解説

目次

はじめに|離乳食はいつから?何をどう始めるべきか

赤ちゃんが生後5〜6ヶ月になると、そろそろ「離乳食を始めようかな?」と考える時期になります。

しかし、「いつから始めるのがベスト?」「どんな食材を選べば安心?」と、疑問や不安を感じているママ・パパも多いはず。

本記事では、離乳食の基礎から月齢別の進め方、使える食材リスト、トラブル対処法、簡単レシピまで、総合的にわかりやすく解説します。

離乳食とは?始める理由とその重要性

生後6ヶ月頃になると、赤ちゃんの成長に伴い、母乳やミルクだけでは必要なエネルギーや栄養素をまかないきれなくなります。特に、鉄や亜鉛、ビタミンDなどは食事からの摂取が重要になります。

栄養・咀嚼・消化機能の発達を促す役割

離乳食は、赤ちゃんが大人と同じ食事にスムーズに移行するための準備期間です。食材の形状や味、食感を学びながら、「噛む・飲み込む・味わう」といった機能を育てます。また、消化器官の発達を促す役割も担っています。

離乳食は「時期」によって種類が変わる

離乳食の種類は、「どの時期か」によって大きく変わります。
これは、赤ちゃんの消化機能や咀嚼(そしゃく)能力の発達に合わせて、食べられるものの幅が徐々に広がるからです。

一般的に、離乳食は以下のように4段階に分けられます:

時期目安の月齢呼び方
初期生後5〜6ヶ月ゴックン期
中期生後7〜8ヶ月モグモグ期
後期生後9〜11ヶ月カミカミ期
完了期生後12〜18ヶ月パクパク期/完了期

それぞれの時期で適した「食材の種類」「形状」「量」が異なります。間違った時期に無理をすると、アレルギーや誤嚥(ごえん)のリスクもあるため、段階に合った種類を選ぶことが大切です。

離乳食の開始時期と進め方【月齢別ガイド】

初期(生後5〜6ヶ月):ゴックン期

この時期は、なめらかにすりつぶした「10倍がゆ」からスタート。
1日1回、ティースプーン1さじから始め、徐々に量と種類を増やします。

主な食材の種類

  • 【炭水化物】:10倍がゆ、すりつぶしたじゃがいも、さつまいも
  • 【ビタミン】:にんじん、かぼちゃ、小松菜など(加熱・裏ごし)
  • 【たんぱく質】:豆腐(ごく少量から)

※種類を増やすペースは1日1種類ずつ。食材に慣れることが目的なので、焦らないでOKです。

中期(生後7〜8ヶ月):モグモグ期

舌でつぶせる程度のやわらかさがポイント。
ペースト状から、少しずつ粒感のあるものへと移行し、1日2回食に増やします。

主な食材の種類

  • 【炭水化物】:軟飯、うどん、そうめん
  • 【野菜】:玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリーなど
  • 【たんぱく質】:しらす、鶏ささみ、白身魚、プレーンヨーグルト

※卵黄は少量からスタート。アレルギー対策としては加熱必須&午前中にトライが基本です。

後期(生後9〜11ヶ月):カミカミ期

歯ぐきでつぶせる硬さに調整。食材の切り方も粗めになり、3回食へと移行する子も多くなります。手づかみ食べが始まるのもこの頃。

取り入れたい食材の種類

  • 【主食】:軟飯〜普通のごはん
  • 【たんぱく質】:ツナ(水煮)、ひき肉、納豆、豆製品
  • 【副菜】:根菜類、きのこ、青菜など幅広くOK
  • 【果物】:バナナ、りんご、みかんなど(小さく切るor加熱)

この段階では「栄養バランス」を意識して献立を組み立てると◎。

完了期(1歳〜1歳半):パクパク期

大人の食事に近いメニューを一緒に食べられるようになり、自立した食事スタイルを身につけていきます。

種類の幅

  • ほぼ大人と同じものが使用可能に(ただし味付けは控えめに
  • 揚げ物や生ものはまだ避けましょう
  • 食物繊維の多い食材(ひじき、ごぼう)も刻んで与えればOK

この時期は、咀嚼・自分で食べる練習をサポートしつつ、種類のバリエーションで「食事=楽しい」に育てるのが大切です。

離乳食開始の見極めサイン

首がすわっている、支えがあれば座れる、食べ物に興味を示す、よだれの量が増えたなどのサインが見られたら、スタートの準備ができています。

時期別・離乳食で使える食材一覧

初期に使える食材と注意点

10倍がゆ、にんじん、かぼちゃ、じゃがいも、りんご、豆腐など。アレルギーの心配が少ない食材を中心に、1種類ずつ試します。

中期・後期で使える食材の広がり

白身魚(鯛・しらす)、鶏ささみ、卵黄、パン粥、ヨーグルト、納豆、バナナなどが登場します。

少しずつ食材の種類や調理方法のバリエーションが増えていきます。

NG食材リストと避けるべき理由

はちみつ(乳児ボツリヌス症)、生もの(食中毒リスク)、塩分・糖分・脂質の多い加工食品は避けるべきです。また、アレルギーが出やすい卵や小麦などは少量から慎重に導入します。

赤ちゃんが離乳食を食べない時の対処法

よくある理由とその見極め方

空腹でない、体調不良、食感が苦手、気分が乗らないなどの理由があります。無理に食べさせず、様子を見ることも大切です。

無理に食べさせない対応方法

「今日は食べない日」と割り切ってOK。無理に食べさせると、離乳食=イヤなことと認識されてしまいます。次の食事でまたトライしましょう。

遊び食べ・イヤイヤ期との向き合い方

食べ物で遊ぶようになったら、自分で食べたい気持ちの表れかもしれません。手づかみできるメニューにするなど、発達段階に応じた工夫が有効です。

忙しい家庭におすすめ!簡単レシピ&作り置き術

初心者向けの簡単レシピ(時期別)

・初期:10倍がゆ+かぼちゃペースト
・中期:豆腐と野菜のとろとろ煮
・後期:手づかみ用おやき
どれも3ステップで完成する時短レシピです。

作り置き・冷凍保存のコツ

小分け製氷皿を活用して、1食分ずつストック。週末にまとめて作って冷凍しておけば、平日の食事がぐっと楽になります。

離乳食作りに便利な時短グッズ

ブレンダー、電子レンジ対応のスチーマー、シリコン製の保存容器などは、毎日の離乳食作りを効率化してくれます。

まとめ|離乳食は赤ちゃんのペースで進めてOK

離乳食には「正解」はありません。大切なのは、赤ちゃんの成長に合わせて、ゆっくり丁寧に進めること。食べない日があっても大丈夫。

毎日頑張るママ・パパを、この記事が少しでも支えになれたら嬉しいです。

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